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アラフォー主婦の双子男子と娘との暮らし

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おすすめ絵本『ええところ』自己肯定感を育む 元小学校の先生作!

 

「わたしって、ええところある?」

元小学校の教諭、くすのきしげのりさんの絵本3冊をご紹介します。

 

小学校の先生の経験がある、くすのきしげのりさんだからこそわかる子供達の気持ちがとても伝わってくる素敵な3冊。

 

小学生の誰もが抱えていそうな悩みに寄り添う温かい内容です。
自己肯定感、思いやりの心を育むのに役立ちます。

 

『ええところ』

ええところ (絵本単品)

 

小学1年生のあいちゃんは、背が低くて走るのも遅くて、100点を1回もとったことがない。

「わたしって、ええところひとつもないなあ」
と、友達のともちゃんに言うと…

 

「あいちゃんの手は、クラスで1番あったかい」とともちゃん。

人の「ええところ」を見つけるってとても大事。

 

「自分にはええところがない」という誰もが感じる悩み。


この絵本を読むと「自分にも存在価値がある」と感じることができます。

 

自己肯定感を育む絵本です。
小学1年生の道徳の教科書にも掲載されています。

 

 

『へなちょこ』

 

『ええところ』であいちゃんの「ええところ」を見つけてくれたともちゃんのお話です。

 

ともちゃんは運動が得意ですが、実はなわとびだけは苦手。 
でも親友のあいちゃんにも「できない」とは言えず、強がって嘘をついてしまいます。

 

「へなちょこ」と思われたくないから、ついた嘘。

 

でもそのことで自分をどんどん追い込んでいってしまいます。

そこで「一緒に練習しよう」と声をかけてくれたのがあいちゃんです。

 

「ほんまの「へなちょこ」はえらそうにいうだけで、がんばらんのやで」

 

あいちゃんの言葉、大人の心にもぐっときます。誰しも思い当たる節がありますよね…。

 

誰にだって、できないことや苦手なことはある。


でも、できないことがあることが「へなちょこ」じゃない!

 

自分のできないことに向き合わずに、がんばろうと努力しないことが「へなちょこ」なんだ!

 

子供たちは毎日新しいことへの挑戦の連続です。
できないことでも、がんばってみることが大事。


がんばる気持ちを忘れずに努力することの大切さを伝えてくれています。

 

『ひとりでぼっち』

 

ひとりで過ごすのが大好きな女の子、はなちゃん。

 

でもそんなはなちゃんが、友達の優しさに触れ、友達との時間の良さも知っていくお話です。

 

「ひとりの時間はな、空想したり、虫やら草花やらを観察したり、ほんま素晴らしいものなんや。だけど、友だちとの時間のよさも知ってほしい」

 

そんなくすのきしげのりさんの思いから誕生した絵本です。

 

次男が小さい頃から、ひとりの時間を楽しむタイプで、母親の私から見ると、「もっと友達と遊んだらいいのに…」とずっと思っていました。


でも、子供はある時ちゃんと自分で気づきます!


友達と過ごす良さに気づくのに時間はかかりましたが、高学年の頃からは、気の合う友達に恵まれ、学校で友達と行動をすることが増えました。

こんな我が子を見てきたからこそ、「ひとりでぼっち」を経験していない子にこそ、読んで欲しい1冊です。

「友達と過ごす良さ」に気づいていない子もいるのと同じで、「ひとりの時間の良さ」に気づいていない子もいます。

ひとりで過ごすことが好きなクラスメイトの気持ちを理解出来たら、誘う時の声のかけ方も変わってきますよね。

娘はアクティブでみんなと外で駆け回っているタイプなので、この絵本に出会えて新しい発見があったのではと思います。

 

小学生の女の子におすすめ

関西弁で優しい気持ちに

登場する女の子が関西弁を話していて、親近感が湧きます。

 

3冊とも、とても大切なことを伝えてくれていますが、関西弁なので重たい雰囲気にならずに優しい気持ちで楽しく読めます。

 

揺れ動く小学生の気持ち

「自分にはいいところが何もない」と悩んだり、

 

出来なくて落ち込んで、出来るようになる為に頑張ったり、

 

友達の優しさに触れて嬉しかったり、

 

強がって友達に嘘をついてしまったり…

 

誰もが感じたことのあるような揺れ動く小学生の気持ちがとても伝わってくるお話です。

 

さすが元小学校の先生!!
子供の気持ちをわかりすぎている感じです。

 

読んでいると、自分が小学生の頃のことも思い出します。

 

「あ〜私もこんなことで悩んでいたな」

「私もこんな気持ちになったことある!」 

 

大人も共感できるポイントが多く、ハッとさせられる内容です。

 

小学生の頃の気持ちを思い出すことで、子供の悩みに寄り添うことが出来るようになります。 

 

みんな違って みんないい

クラスにはいろいろな子がいて、みんなそれぞれ違うけれど、みんなそれぞれ「ええところ」がある。

 

それをお互い認め合って、苦手な部分を助け合って生きていくことの大切さが伝わってきます。

大人も改めて意識しておきたい大切なことが詰まっています。

 

自己肯定感、思いやりを育てる素敵なおすすめ絵本3冊でした。

 

↓同じく くすのきしげのりさんの絵本。小学生の気持ちに寄り添った1冊です。

www.kosodate-and.com